第6回医療政策懇談会のご案内
私たちは、「所属や世代を越えて薬剤師の未来を本気で考え、医療政策を基に協働的に課題に取り組み、薬局現場の在り方を自ら変革することができる薬剤師を育成・輩出すること」を令和7年度のコンセプトとして活動しております。
前回の懇談会では、自民党総裁選の動向が医療業界に与える影響について、候補者ごとの政策スタンスを比較しながら整理しました。表面的な主張だけではなく、党内の意思決定構造や政策形成の背景、候補者の財政観(積極財政か収縮財政か)、背後にある業界団体との関係性、外交姿勢が医薬品サプライチェーンへ及ぼし得る影響など、候補者ごとに異なる「制度を動かす力学」を踏まえて評価することの重要性を再認識しました。
創薬政策については、「創薬を強化する」と掲げる候補者が多い一方で、現実の投資規模や国際競争力との乖離がある点が指摘されました。また、米国の相互関税政策を背景とした巨額投資の行方を踏まえると、日本の製薬産業が相対的に立ち遅れるリスクがあることも共有されました。
調剤報酬については、物価動向を踏まえた医療従事者の賃上げの方向性が示されつつも、収縮財政派の候補者が多い状況では、どの程度のプラス改定となるかは不透明でした。財源確保の手段として薬価引き下げによる捻出の可能性も示され、賃上げ論点が強まる中で、病院薬剤師の賃上げ原資をどこから確保するかが改めて焦点になりました。
今回の議論を通じて、総裁選は単なる政局ではなく、予算編成や診療・調剤報酬改定のプロセスにおける「時間の制約」と直結するイベントであることを再確認しました。政治が停滞すれば制度設計の微調整が後手に回り、現場への影響も大きくなり得るため、短期の政治日程と中長期の制度設計の両方を俯瞰する視点がより重要であると学びました。
○開催日
2025年11月15日(土)15:00 ~18:00
○開催場所
都内
○講師(アドバイザー)
漆畑 稔先生(公益社団法人日本薬剤師会相談役)
○参加費
次世代薬局研究会会員及び学生の方は無料
非会員の方は参加費1000円(現金のみの取り扱いとなります)
○参加対象
薬に携わる全ての方
登録締切:11月13日(木) 21時まで
https://forms.gle/RztmkuqfuAJi51tLA
(事前登録のない方はご参加いただけません。)
本会はペーパーレスで実施予定ですので、各自PCやタブレット等に保存の上当日持参いただくか、WiFiを利用できる端末を御持参ください。
ご参加いただけます際には、上部フォームへのご登録をお願いいたします。
どなたかご紹介いただける際は、こちらのフォームと合わせてお誘いいただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
お気軽にお問い合わせください。専用フォームより24時間お受付けしています。
お問い合わせ
